ワンコと私とビートルズと

13歳で亡くなった愛犬(チワワ)の介護日記とビートルズ好きな主婦の日常…

カテゴリ:犬(チワワ) > 動物病院

最初は1週間おきに数回通院、その後は2週間おきに通いました。

 

薬があっていたようで、腹水はゆっくりと抜けていき、下痢も止まり、食欲がでてきて、病気とは思えないほど元気になりました。

 

しかし、また腹水が溜まってきて、下痢が再開。

 

それまでは、検査をむやみにしない獣医師でしたが、血液検査をすることになりました。

 

この獣医師は、全ての犬にそうではなく、うちのワンコは老犬で、あれこれ負担をかけても治る見込みがなかったので、何も検査や手術などをされなかったのだと思います。

 

血液検査結果はショックなものでした。

 

リンパ管拡張症以外に、肝臓腫瘍、脊髄障害の疑いもありました。血液が作られていないようだと言われ、

 

「いつ亡くなってもおかしくない状態です。覚悟していてください」

 

の宣告には、ガーン!と頭を殴られた様な気持ちでした。何となく感じてはいたけど、現実を突きつけられて、信じられないような、ピンとこない感覚でした。

 

「腹水が溜まった時点で、実はもう手遅れなんです。」とのことでした。

 

最初連れていった時に、すでにそうだったのでしょうけど、2か月間、獣医師はそれを言わずに、私たちに希望を持たせてくれたのだと思いました。

 

ワンコは、薬のせいなのか、とても末期とは思えず、信じられない位元気でした。

 

「腎臓と心臓が元気なので、それが救いですね」との事だったので、それが元気に見える素だったのかもしれません。

 

ワンコのストレスになる事はせず、少しでも元気に安らかに過ごせる様にしていきましょう、という結論になりました。

この時、もし他の動物病院だったら、あれこれもっと検査をされて、腫瘍の手術を勧める獣医師もいたかもしれません。

 

飼い主さんによっては、できる処置は何でもしたいという方もおられるかもしれません。

 

運よく、私は自分の考えと獣医師のやり方が一致していたので余計なストレスをワンコ共々、受けずにすみました。

 

目標として、半年後の13歳の誕生日まで頑張ってほしいと願いました。

薬を飲ませながら、しばらくは、何とか元気をとりもどしたかの様でした。

 ところが、3月末頃に、突然食べ物をうけつけなくなり、ぐったりと寝ている様になりました。    

               

 

顔も綺麗だし、本当にこれで終わりなの?と不安になりながらも、何か違うと感じ、あきらめきれず、病院からもらった注射器で、犬の栄養剤を飲ませてみました。(栄養剤は犬用にどこでも売っている物です。)

 

最初はぺろぺろとなめる程度でしたが、次第に、ごくごくと飲み始め、次は食べ物を食べ始め、すぐに嘘みたいに復活したのです。

 

飼い主の勘みたいな物ですが、薬の副作用が強い気がして、その時から薬をやめてみました。この時は、薬が原因だったと思っています。

 

 

この頃は、近所の桜並木にワンコを抱いて連れていき、「綺麗な桜だね」と話しかけたり、公園を散歩したり、少しでも元気になって欲しい一心でした。これが、ワンコにとっての最後のお花見になりましたが、行ってて良かったと思います。この後、薬の副作用と、地震をきっかけに、病院には連れて行かない事を決めていました。

 

薬をやめてから、どんどん痩せてはきたけれど、特に苦しむ様子もなくまだまだ長生きしそうな錯覚さえしました。

 

その後一度は薬を再開しましたが、それ以降は飲ませませんでした。

 

例え犬が食べ物を受け付けず、ぐったりと寝ていても、まだ、顔色?が良かったり、自分が犬の死をまだ信じられない時は、あきらめないで、水を飲ませてみるとか出来るだけのことをやってあげると、嘘のように復活する事もありえるとお伝えしたいです。

ただし、うちのように病気で末期の場合は、寿命を少しでものばす為の努力にすぎないですが、それでもどんなに嬉しい事でしょうか。

 

他の方の介護体験を読むと、ワンコが同じ病気で もうダメかと思う事を何度も繰り返し、それから1年以上生きたとか、よく書いてあります。

 

リンパ管拡張症の場合、8か月から1年位で力尽きる事が多いようでした。ならば、もう少し、ワンコと一緒に過ごす間、沢山触れ合って、お喋りしようと決めました。悔いのないように、沢山話しかけました。

 

そして、9月には13歳の誕生日をむかえる事ができました。

 

 

 


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