ワンコと私とビートルズと

13歳で亡くなった愛犬(チワワ)の介護日記とビートルズ好きな主婦の日常…

カテゴリ:犬(チワワ) > 動物病院

ワンコが病気になってから、ネットで犬の病気の相談室とか、介護ブログとか、病気についてのサイトなど、沢山見てきました。

 

相談室では、「こんなところで相談しないですぐに病院に連れて行きなさい。」という回答が多かったです。

まず動物病院はお金がかかります。ペットを飼う心構えとして、お金を使う覚悟も必要となるでしょう。

 

 

 

 

       e1b03cef.jpg

 

 

 

いざ動物病院に連れていくまで、どれだけ大金がかかるのかとドキドキするものです。ましてや、若い一人暮らしの人などは困ってしまうでしょうし、ペットの事も心配だしとパニックになると思います。

 

動物病院にも色々特徴があるので、自分とペットにあった獣医師を探すのはなかなか大変です。

 

ネットでの口コミや知人からの評判は参考になりますが、やはり個人の好み、相性もあるので一概にそのまま信用するのも難しいと思います。

 

 

私は、ワンコが先天性の病気もなく、10歳まで元気でいてくれたので、ラッキーだったし、狂犬病ワクチン以外は、なるべく余計な物をワンコの身体にいれたくない、という考えを持っていました。

 

小型犬ですので、ワクチンや麻酔による副作用やショック死を避けたいという思いが強かったです。ですので、去勢手術も10歳までしていませんでした。これについては、後でまた書きたいと思います。

 

これも、個人の考えですので、ちゃんとするべきと思う方の考えも尊重しています。私の考えが正しいとは思ってなく、後悔することもあり、まだ自分の中で答えはでていないところです。

 

 

1歳になる直前に、ワンコが突然足を痛がり、震えが止まらなくなった事がありました。

 

すぐに病院に連れていき、痛み止めの注射と薬で、すぐに治りました。

 

お金は、3千円ですみました。

 

小型犬特有の飛んだり跳ねたりする足への負担による痛みでした。医師から、小型犬を飼う時に注意する事などを教えてもらい、それ以降は足に負担をかえないような配慮をし、それ以降ワンコが足を痛がる事はなくなりました。

 

この時、何かあれば病院にすぐに連れていくことが正解と感じたのでした。

 

3千円ですんだのは、余計な検査をせず、獣医師が犬を触って、様子を診ただけで判断できたからです。

 

ワンコが亡くなる前にかかった病院もここでした。

 

余計な検査はしない、犬のストレスになる事はなるべくやらない医師でした。末期だったということもありますが、ストレスを与えず、なるべく安らかに、1日でも長く生きてもらうことを考えるという私の考えと一致していました。

 

でも、物足りない、もっと検査をしてほしい、もっと何かしてほしいと思う飼い主さんもいるかもしれません。そういう方は、ここはダメだと判断するかもしれません。

 

この様に、口コミだけでは決められないと思います。

 

そんな優しい医師でも、ワンコは震えて怖がっていました。

 

この医師が怖かったからではないのです。病院というものに恐怖をもたせてしまった別の病院での体験が原因ではないかと思っています。

 

 


動物病院には、自分が実際に行って確かめるのが一番良いのですが、そうそうあちこちにかかる事はできませんよね。

 

うちのワンコは、10年間病気も怪我もなかったので動物病院に縁がなく、10歳の時、お尻に腫瘍ができた時、どこに連れていこうかと悩みました。

 

足の痛みの時に行った病院も考えたのですが、年数がたっており、もっと良いところがあるかもしれない、手術となると、技術の確かな医師を選ばなきゃと思いました。他の病院も試す価値があるかなと思ったのです。

 

色々な口コミ、噂をきき、結局、一番動物に優しい愛情を感じる先生がいるという評判の病院を選びました。

 

最初は犬は連れて行かず、話だけ聞いてもらう事にしました。

 

すると、そこは、手術はしない病院で、経験豊富な腕の良い獣医師を紹介しますいう話でした。

 

飛び込みよりは、紹介してもらえる方が安心かなと思い、紹介された動物病院に行きました。

 

確かに、腫瘍の手術例は多く、いろんな医療器材もそろっている病院でした。

 

腫瘍は尻尾の付け根にできていた為、術後を考えると尾は切り取らねばならないと言われ、ショックを受けました。

 

医師が、「尻尾を生まれてすぐに切り取る犬もいますよ。無くなっても支障はないですよ。」と冷静に話していました。

 

切らなければちゃんと傷が治らず、悪化するなら仕方ないと了承するしかありませんでした

 

 

医師も看護師も犬を事務的に扱い、飼い主の見えない部屋に連れていってしまい、ワンコは不安で震えていました。

 

医師は表情が硬く、飼い主が怖いと感じるようなタイプでした。ワンコはもっと怖かったに違いありません。

 

手術をする為に必要な検査をされ、腫瘍再発予防に去勢手術もし、ついでに歯も診て、ワクチンもうちますと言われて、断る事はできませんでした。

 

この際、犬ドックだ、入院するし、感染を防ぐ為にワクチンをうつことも、この時は納得しました。

 

しかし、医師の固い表情は苦手に感じました。

 

帰宅してから、他の病院ならどうだったろう、病院を替えたらよかったかなとも思いましたが、もう預けてしまったし、他にもっと良い病院があるかどうかもわからず、ワンコが元気になる為なんだと諦めました。

 

翌日、お迎えにいくと、ワンコは一目散に私に向かって走ってきました。元気な姿にホッとしましたが、お尻の痛々しさには、申し訳なくてワンコに謝るしかありませんでした。

 

 

                 28120807.jpg

 

費用は、尻尾を切ったせいなのか、見積りよりも手術代が少し高くなっており、プラス色んな検査代などが追加されていました。それでも、相場より高かったわけではなかったのですが、この際だから稼ごうという思惑はチラっと感じました。

 

明細を見ると、飼い主の許可を得ていない検査もしており、追加の費用が増えていました。

どれもワンコの異常を見つける為ですから構わないのですが、飼い主に確認しないのは引っかかりました。

 

検査の結果は、腫瘍は良性、内臓も異常なしでした。肝臓の数値が少し悪いだけで、薬をもらってOKでした。

 

ワンコは、どんなに怖かったでしょう。病院のケージも冷たい感じの暗い部屋にありました。

 

私が抱っこすると「クーン、クーン」と泣きっぱなしでした。「どうして僕を置いていったの?どうしてこんなに痛いの?何をしたの?」とワンコに責められている気がしました。

 

この体験により、ワンコにとって病院というのは恐怖の場所となってしまったのです。   

         


ワンコは、10歳の時に腫瘍の手術をしてから、脱毛気味だった毛はふさふさになり、身体もふっくらとしてきて、若返ってきました。

 

病院はちょっと引っかかったけど、結果が良かったならそれで正解だったと思うことにしました。

 

尻尾が無くなり、傷が治るまではウンチをする時に痛そうな声をだしていましたが、すぐに慣れてきたようでした。

 

片足をあげていたオシッコは、両足で踏ん張るようになり、足をあげることは無くなりました。

 

ウンチをする時に尻尾が無いと力が入らないのか、キレが悪くなり、お尻をふいてあげないと汚れる事が増えました。それが、唯一後遺症の様なものでした。

 

去勢をしないと、腫瘍ができやすいとの事で、再発を防ぐ為に同時に去勢もしたのですが、この件に関しても色々考えることがありました。

 

        5fe7f059.jpg

 

今思うと、この手術体験は、老犬のワンコにとって、麻酔、腫瘍除去、去勢、混合ワクチン接種、多数の検査など、かなりの負担をかけました。可哀想な事をしました。

 

早くに去勢していたら腫瘍ができなかったのか?と思いましたが、10年間トラブルが無かった訳ですから、それはよくわかりません。確かに去勢した方が病気にはなりにくいようです。

結局老犬になってから手術するなら、もっと早くにしてあげれば良かったと、後悔はしました。

 

可哀想だったけど、これですっかり健康になった。これで、寿命が延びて長生きしてくれるよね。と家族は皆信じていました。

 

手術してから2年後・・・突然ワンコが下痢を繰り返し、元気が無くなり、腹水でお腹がパンパンになり、只事ではないと再び病院に連れて行く事になったのです。

 

腹水が溜まったことは、かなりショックで、こんなに早くまた病気になるとは思ってもいませんでした。

 

しかし、2年という時間は、犬にとっては決して短くはなく、人間よりかなりの早さで老化するのですから病気になるのは仕方のないことかもしれません。

 

もう二度と、あれこれワンコをいじりまわす事はしたくない、老犬の負担にならず、獣医師が犬に優しい所、なるべくストレスを与えない様な病院が理想ー悩んだ結果、手術をした病院にはかかる気になれず、幼犬の時に一度連れて行ったあの病院に連れて行きました。

ワンコにとって最後になるであろう大事な病院探しでした。

 

あちこち試した訳でもないし、他には1歳以来行っていないあの病院しか知らない、印象は悪くなかった。でも10年以上たっている。

 

手術をした病院の方がワンコの身体の事はわかっているし、情報もある。

 

さんざん迷ったあげく、獣医師と自分の相性で決めました。

 

手術した病院は、犬への接し方が事務的な印象があり、検査を勝手にしたり、飼い主が意見を言えるような雰囲気は無く、何となく怖い印象の医師にはもう会いたくなかったのです。

 

それに、同じ場所に連れて行くと、怖かった手術のトラウマでワンコはまた震えあがるでしょう。そのストレスで悪化するかもしれない。色々検査されて、くたくたになるかもしれない。など不安がよぎりました。

 

1歳の時、目と触診で判断し、むやみに検査をせずに様子を診てくれ、色々教えてくれたあの医師の方が自分にとっては安心感がありました。

 

思い切って11年ぶりに連れて行きました。

 

この病院の口コミの中に、「末期だからと言われ、あきらめるように言われた、無神経、何もしてくれなかった」というのがありました。

 

どんな事をしてもいいから何か手を尽くしてあきらめたくないと思う飼い主さんにとってはそうかもしれませんね。

 

私は違って、そういう医師の方が良かったのです。

 

なので、動物病院の評価というのは、飼い主の考え方によって良くも悪くもなるのです。

口コミをうのみにはできないものなんですね。 

                  

11年ぶりに行った動物病院は何も変わってなくて、医師もそのまま優しそうな方でした。

 

11年前と同じように、じっとワンコを診て、触って、過去の手術の事や、今の症状を聞いて、おそらく「リンパ管拡張症でしょう」と言われました。

 

「難病なので、長い闘いになると思いますが、薬でゆっくり様子を診ていきましょう。食事療法もそのうち取り入れていく事になるかもしれません」と穏やかに言われ、恐怖で震えるワンコに対して「大丈夫だよ。何も怖い事はしないからね。尻尾の時は怖かっただろうね」と声をかけてくれました。

 

 

腹水は、無理に抜くと逆効果で、弱ってしまうから、薬で減らしましょうとの事でした。

 

とにかく、前回の病院とは違って、犬を押さえつけたり、奥に連れていったり、いきなり何か処置するような事は一切なかったのです。

 

初日は、注射のみであっさりと終わり、ホッと気が抜けました。ワンコもホッとしたような感じに見えました。

d8afd453.jpg

     

 

 

↑このページのトップヘ