うちのワンコは、肝臓の腫瘍と、リンパ管拡張症と診断されましたが、リンパ管拡張症とはどんな病気なのでしょうか。

今日はこの病気について調べたことを、書いてみようと思います。


★どういう病気?

リンパ管拡張症は、タンパク質喪失性腸症とも言います。

小腸に連なるリンパ管の流れが悪くなり、破損した管からリンパ液が漏れ出してしまった状態です。

小腸から吸収された栄養素は、微絨毛(びじゅうもう)内にある中心リンパ管から乳び管と呼ばれる細い管を通って近くにあるリンパ管に合流します。しかし、リンパ管の側に通過障害があると、本来そこへ入って行くべき体液が行き場を失い、しまいにはリンパ管の破損を招いてしまいます。これが「リンパ管拡張症」です。

★原因は?

遺伝や、あらかじめ抱えている何らかの病気が間接的にタンパク喪失性腸症を引き起こすことがあります。具体的には、うっ血性の心不全、鉤虫、腸重積、悪性リンパ腫などです。

★治療は?

別の疾病によってタンパク喪失性腸症が引き起こされている場合は、まずそれらの基礎疾患への治療をします

原因がよくわからない場合は、対症療法か中心となります。具体的には、胸水がある場合は胸腔穿刺、腹水がある場合は腹腔穿刺などです。

食事療法として、足りない分のアルブミンは肝臓における合成で補われますが、その能力には限界がありますからあらかじめ良質のタンパク質を含んだ低脂肪食を日常的に食べさせることが大事です。脂溶性ビタミン(A・D・E)を与えることも必要です。




うちの場合は、腹水を無理には抜かず、薬でゆっくり様子をみましょうというところから始めました。
腹水が溜まる前に、頑固な下痢から始まったのですが、下痢をとめようとする治療法はこの病気の場合、逆効果とのことでした。